- 概要、特徴、どんな香り?、どんな味?、レビュー・口コミ・評判、使い道、どんな人におすすめ?
東酒造 黒酒 [ 日本酒 鹿児島県 1800ml ]
【東酒造 黒酒】概要、特徴、どんな香り?、どんな味?、レビュー・口コミ・評判、使い道、どんな人におすすめ?
概要
- メーカー: 東酒造株式会社
- 商品名: 黒酒(くろざけ)
- 酒の種類: 料理酒(灰持酒)
- アルコール度数: 13.5~14.5%
- 原産国: 日本(鹿児島県)
特徴
東酒造の「黒酒」は、鹿児島の伝統的な製法で作られた料理用のお酒です。黒酒の大きな特徴は、火入れをせずに作られているため、酵素が生きたまま残っていることです。この酵素の働きにより、肉や魚の臭みを消し、食材を柔らかくする効果があります。また、黒酒にはアミノ酸や有機酸、ミネラルが豊富に含まれており、料理に使うと深い旨味とコクを引き出すことができます。
黒酒は、米と麹菌を使って発酵させて作られます。特にアミノ酸の含有量が多く、本みりんと比べても2倍以上のアミノ酸が含まれているため、料理に使うと旨味が一層増します。甘みは控えめで、自然な甘さと深い味わいを持っているため、煮物や焼き物などさまざまな料理に使いやすいです。
さらに、黒酒は素材の味を引き立てる調味料としても優れており、肉や魚などにかけたり漬け込んだりすることで、その素材本来の旨味を引き出します。特に魚料理では、生臭さを抑える効果があり、煮物やフライなどにも最適です。
このように、「黒酒」は料理酒やみりんの代わりとして使うことができる万能調味料であり、その豊富なアミノ酸と生きた酵素によって、料理の仕上がりを格段に引き上げる力があります。
どんな香り?
東酒造の「黒酒」の香りは、独特で複雑な特徴を持っています。まず、デーツのような甘くてほろ苦い香りが感じられます。また、穀物の皮やドライフラワー、干し草、さらには薬草のような香りも混ざり合っています。この複雑な香りは、料理に使った際に素材の風味を引き立て、料理全体に深みを与える効果があります。
「黒酒」は、使用後しばらくするとその香りが飛び、酵素が食材に浸透していくことで、食材自体の香りや味わいが引き立つと言われています。特に魚や肉に使うと、生臭さを取り除きながらも、ふっくらとした仕上がりになるため、香りだけでなく食感や味わいにも良い影響を与えます。
さらに、「黒酒」の香りは料理の中で主張しすぎず、むしろ他の調味料や食材の香りを補完する役割を果たします。これにより、料理全体がバランス良くまとまり、豊かな風味が楽しめるようになります。
どんな味?
「東酒造 黒酒」の味は、独特で複雑な甘さと旨味が特徴です。まず、黒酒はお米を原料にして黄麹で醸造され、火入れを行わないため、酵素が生きたまま残っています。この酵素の働きによって、料理に使うと食材の旨味を引き出し、深みのある味わいを与えます。また、黒酒には多くのアミノ酸が含まれており、その中でもグルタミン酸などが豊富で、これが料理にコクと複雑な風味を加えます。
黒酒自体は、とろりとした粘性があり、口に含むと甘さが広がります。この甘みは、本みりんに近いものですが、黒酒の方がよりマイルドで自然な甘さです。糖度は約25度で、オリゴ糖やマルトースなどの多様な糖類が含まれているため、上品で奥行きのある甘さを感じられます。
さらに、黒酒のアルコール分は13.5~14.5度であり、このアルコール成分が料理中に煮崩れを防ぎ、生臭さを取り除く効果もあります。香りはデーツのような甘苦さがあり、穀類や干草、薬草のような独特の香りも感じられます。口当たりは滑らかで、後味には軽い苦味が残ることもあります。
黒酒は、料理に使うと素材そのものの味を引き立てる効果があり、「味をつける」というよりも「味を引き出す」調味料として優れています。
レビュー・口コミ・評判
黒酒は料理酒としての評価が非常に高く、特に料理の味を引き立てる点で多くの人々に支持されています。黒酒は火入れをしない製法で作られており、生きた酵素が豊富に含まれているため、食材本来の旨味を引き出す効果があるとされています。これにより、いつもの料理が格段に美味しくなるという声が多く寄せられています。
また、黒酒はアミノ酸やミネラルが豊富で、特に肉や魚を調理する際にその効果が発揮されます。例えば、肉や魚を黒酒に浸けておくことで、酵素がタンパク質を分解し、柔らかく仕上げることができるという点が好評です。さらに、生魚やホルモンの独特な臭みも抑える効果があるため、さまざまな料理に活用できる万能調味料として評価されています。
一方で、一部のレビューでは黒酒特有の酸味や香りが気になるという意見もあります。特に、牛肉などの肉料理では、黒酒を使う量によっては酸味や風味が強く感じられる場合があるとの指摘があります。しかし、この点は好みによるところも大きく、多くのユーザーは黒酒の風味を料理全体の深いコクとして楽しんでいるようです。
さらに、プロの料理人からも黒酒は高く評価されており、多くの飲食店や食品製造会社で使用されています。特に鹿児島の郷土料理であるさつま揚げには欠かせない調味料として長年使われており、その品質向上効果も科学的に証明されています。黒酒を加えることで、さつま揚げの弾力性や舌触りが改善され、香りも豊かになることが確認されています。
使い道
「東酒造の黒酒」は、料理に幅広く使える調味料です。まず、調理の前に食材にかけたり、浸けておくことで、肉や魚が柔らかくなり、素材本来のうま味が引き出されます。特に、生魚やホルモンなどの臭みを抑える効果もあるため、下ごしらえにぴったりです。
また、黒酒は料理酒やみりんの代わりとしても使えます。煮物や焼き物、炒め物などで使用すると、アミノ酸が豊富に含まれているため、料理に深いコクとうま味を加えます。さらに、料理の仕上げに少量を振りかけるだけでも、味に奥行きが出て、より美味しくなります。
黒酒は、自家製のタレやソースにも活用できます。酵素が生きているため、タレやソースに加えると熟成が進み、時間が経つほど風味が深まります。例えば、「油淋鶏」のタレを作る際には、黒酒と酢、醤油を同量混ぜるだけで簡単に美味しいタレが完成します。
さらに、「黒酒」は洋食や中華料理とも相性が良いです。オイスターソースやバルサミコ酢などと混ぜてソースを作ると、料理のバリエーションが広がります。また、「黒酒」を使うことでハンバーグなどもふっくらと仕上がり、いつもの料理が一段と美味しくなります。
どんな人におすすめ?
東酒造の「黒酒」は、料理をもっとおいしくしたい人におすすめです。特に、料理の味を深めたい方や、食材本来のうま味を引き出したい方にぴったりです。「黒酒」は、みりんや料理酒の代わりとして使えるため、普段の料理に新しい風味やコクを加えたい方にも向いています。また、肉や魚の臭みを抑えたり、柔らかく仕上げたりする効果もあるので、素材を活かした料理を作りたい方にもおすすめです。
さらに、「黒酒」は酵素が生きているため、調理中に食材が持つ本来の力を引き出し、料理全体の仕上がりを格段に向上させます。和食だけでなく、煮物や汁物などさまざまな料理に使えるので、料理の幅を広げたい方には特におすすめです。
東酒造 黒酒 [ 日本酒 鹿児島県 1800ml ]